・職員給与は超一流?


おかわり通信へのリンク 『駒ケ根市の職員給与』


おかわり通信さんのHPによりますと、駒ケ根市の職員給与が平均で746万円だそうです。
これは職員に支払われている手当てや賃金に関する予算を職員数で割った平均値だと思われます。
部長に至っては1千万円を楽に越えるとか・・・。
駒ケ根市は市の職員にとって住みよい町だな〜。


民間企業の平均給与は439万円とのデーターもありますが、優良企業でも538万円だと言われていますので、比較すると駒ケ根市職員の厚遇ぶりが際立ちますね。
生涯賃金を比べると8千2百万円も高給取りになる計算です。
市の予算書は一般人が簡単に拝見できるものではありませんので、検証はしていませんが本当のところはどうなんでしょうかね?


職員が賃金に応じた仕事をしているかどうかが知りたいところです。
そこで、公開されている職員給与と人口を比較してみました。
容易に入手できた近隣の自治体のデータですから参考程度にしてください。

      職員数   給与総額  平均給与  人口  職員/人口  給与/人口

伊那市・・・・657___3,330百万円_507_62,284_10.5___5.3万円
駒ケ根市・・314___1,673百万円_533_34,509_ 9.1___4.8万円
高森町・・・・・84____452百万円_539_13,057_ 6.4___3.4万円

伊那市は職員の平均給与が駒ヶ根よりも低いが、人口当たりの職員数が多いので人口当たりの給与額が高い。
高森町は人口当たりの職員数が少なく、平均給与は高いが人口当たりの給与額は低くなっている。
これから判ることは、駒ヶ根伊那市は仕事量に対して給与が高い。
高森の職員に比べて駒ヶ根の職員は7割の仕事量しかしていないとも考えられる。


高森町から学ぶべきは、優れた職員に仕事に見合った給与を支払えば適正な職員数に削減でき、結果として給与総額を抑えることができる。
駒ケ根市の職員は、高い給料をもらって楽な仕事をしている傾向がデータから読み取れますね。