・日本会議長野名誉顧問

読者投稿ネタ第二弾です。
日本会議の長野県会長が村井仁知事だとのご指摘がありましたので、調査してみました。
そこで、登場した肩書きが「日本会議長野名誉顧問」であります。


日本会議とは何ぞや?と思われる方も多いでしょうから、フリー百科事典を見てみましょう。
・ウィキペディア(Wikipedia) 『日本会議』

愛国主義・反共を基本スタンスとし、伝統的保守主義の立場から提言を行っている。(中略)一般的には財界系右翼団体と認識されている。
文化人から政治家、財界や官僚出身者、宗教家、民族派団体活動家まで各方面の広範・多彩なメンバーを擁し、国益と伝統的価値観に基づき、憲法改定問題、教育基本法改定や道徳教育などの教育問題、靖国神社参拝の推進活動、皇室典範改正や、外国人参政権夫婦別姓人権擁護法案に反対するなどの主張・活動を展開している。

フリー百科事典とはいえ、この解説内容には違和感を覚えます。


さて、タイトルの日本会議長野名誉顧問とは、どなたの肩書きなのか。
当然、村井知事であります。
8月31日までは、日本会議長野議長を務めていましたが、9月2日の総会にて現職へ承認されています。


議長退任の理由は、県知事職と兼任では務まらないからだそうです。
それほどまでに村井知事は、日本会議に精力的に関わっていたということになりますね。
ただし、名誉顧問になったからといって、日本会議との関係を遮断したことにならないそうです。
村井知事の後任は、前松本市長の有賀氏です。(情報提供:こどもポストマンさん)


その日本会議ですが、政治家のメンバーには、安倍晋三麻生太郎の名前も登場します。
現在進行形で自民党総裁選挙を戦っているライバル同士のはずです。
が、SM新聞に気になる記事を発見。「自民新幹事長 麻生氏が浮上」
総裁選の最中に内閣人事が囁かれてしまうってどうなっているんでしょうか?


自民党総裁選は、このブログには直接関係ないのですが、その記事のサブタイトルが県民の目を釘付けです。
安倍氏人事構想 参院枠で若林の名」
先の長野県知事選挙で、自民党の公募候補として立候補するはずだった方*1の父親*2です。


候補の座を村井氏に譲った本当のわけが、やっと理解できました。
県知事候補の座を譲る代わりに、父親に大臣のポストがあてがわれる密約があったということです。
村井知事誕生の裏には、次期内閣人事が餌としてばら撒かれていたなんて、県民としてはショックですね。
自民党が村井知事誕生のために、これほどまでにお膳立てをしたことが事実として現われてきました。


長野県知事選挙で論功行賞を得た人。


読者ネタから取材を進めたら、国政の裏つながりが見えてきました。
これに味をしめて、読者の皆さん、投稿にどしどし参加しましょうよ。

*1:若林健太

*2:若林正俊政審会長[長野県区]