・副知事ってどんな人?

長野県の副知事に就任した、前大町市長の腰原愛正氏と前消防庁長官の板倉敏和氏。
腰原氏には、論功行賞との批判が飛び交って結構な数の反対票が投じられました。
賛成34、反対21。


一方の、板倉氏は全会一致。
このお二方には、それほどの違いがあるのでしょうか。
疑問に思えたのでひと通り調べてみました。


腰原氏の方は、いたるところでさらし者になっているので省略。
板倉氏は、調べるほどに政府の高官として活躍していた様子が浮き彫りになります。


歴任した要職は、こんな感じ。

  • 平成11年       自治大臣官房審議官
  • 平成13年1月6日付  自治行政局公務員部長
  • 平成14年1月8日付  大臣官房総括審議官
  • 平成15年1月17日付 自治税務局長
  • 平成17年8月15日付 消防庁長官
  • 平成18年7月21日付 消防庁長官辞職


消防庁長官といえば、官僚の中でもトップクラスに位置するんじゃないかと推察されます。
その官僚の地位について、ちょっと気になる情報があったので引用します。


うるとび日記 2006年9月3日

さらにもう一人の候補者、板倉敏和前消防庁長官ですが、官僚世界では考えられない驚きの降格人事なのだそうです。
詳しいことは知らないけれど、ランク的には2段階下、しかも縁もゆかりのない長野県に来るということは……
4年後には知事候補?なんて憶測もあるようですよ。


村井知事は、一期だけの知事職と言っておいでですので、
後釜を作るための人員配置に、はじめから着手してあるようです。
副知事から、知事へのエスカレーター路線を用意して・・・。


つづく。