・水面下で市町村合併が進行中

長野県を構成する81市町村が、近々解体の憂き目に遭うことが予想されます。
村井知事は、道州制の導入を前提として、長野県が消滅すると選挙の演説会で言っている。


先日の県議会の代表質問でも、市町村合併に前向きな姿勢を示しました。

  • 「市町村いささか多い」 合併推進に前向き姿勢−−県議会代表質問 /長野 記事引用→*1


知事は合併した市町村のまちづくりなどを支援する市町村合併特例交付金についても
「これまでは合併市町村内の格差是正を重視してきたが、
 合併を機に新たな地域づくりをしようという要望があればサポートしたい」
と述べ、交付要件の緩和に前向きな姿勢を示しています。


合併特例債で新たな箱物作りを目指す、市町村長を後押しするつもりのようです。
駒ヶ根市長が合併失敗で断念した事業を復活させる意向を示しているのも、
この裏づけがあるからでしょう。


駒ヶ根以外の各地でも、首長による合併の動きが活発になっているようです。
松本市との合併を狙う波田町の住民から情報が寄せられています。

いつか売国奴・売県奴と出てまいりましたが、我がHD町には売町奴という者が出現しております。
合併狂の町長が仕事そっちのけで合併推進というか、脅しのパンフレットを持参して、町全戸を脅して回っているのです。
合併希望先の松本市からは冷たくあしらわれています。当たり前です2004年に住民投票で自立を選択しているのですから。
我が家にも売町奴は現れたので会話してみましたが、彼の頭の中には「合併」という言葉しか見あたりませんでした。
そしてその異様な言動や顔つき(何かに憑かれたような)を何処かで見たようなと思い出したのは、かの山口村の村長の顔でした。
彼の場合は売村奴になりましたね。


市町村の自立に寄与することが目的の「手段」としての合併が、
合併による特権に目がくらんで、合併がそのものが「目的」にすり替えられてしまう。
そのような合併論議を企んでいる自治体が製作するパンフレットは、
ほとんどが合併のメリットを強調し、自立の厳しさを誇張します。


しかし、駒ヶ根市のように、合併しないでの自立は困難と市長が主張したケースでも、
合併に失敗すれば、「私の力で自立させてみせます」_と都合よく切り替えてしまいます。
もともとの合併論議が嘘だったことの証明です。


市町村合併で県民の、自治体が変化することに対する感覚を麻痺させ、
なし崩し的に道州制へと突き進めようとする、お国から派遣された村井知事&副知事の使命です。
先のことは分かりませんが、無用な市町村合併を阻止することが、
村井知事を操っている官邸の思惑を阻止することにつながります。


国から拝領した金をばら撒いて、長野県自治体を思いのままに動かそうとする村井知事。
「権力を持たない知事になりたい」なんて嘘っぱち!

*1:村井仁知事は4日、県議会の代表質問で、市町村の合併推進に関する審議会設置について、前向きな姿勢を表した。村井知事は市町村の合併状況について「人口、財政規模の格差が広がりつつある中で、81ある市町村数はいささか多いのではという感想を持っている」と答え、さらなる合併が必要との考えを示した。また「合併は住民のみなさんに十分な説明責任を果たした上で、地域が主体的に選択していくことだ」と述べた。一方、県債発行を財源にした公共事業の総枠について「県債の発行を利子を除いた毎年の返済額の範囲内にとどめる」と述べ、目安を示した。10月5日(毎日新聞