・長野県議の適格性⑲ 倉田竜彦

倉田竜彦議員

県議の適正を診断シリーズの十九番手は県民クラブ・公明の倉田竜彦議員です。
選挙区は長野市、当選回数は5回。


検証の根拠としては、平成17年8月25日に松葉謙三弁護士によって監査請求書された、
「長野県議会各会派の政務調査費に係わる住民監査請求書」を引用します。

政務調査費疑惑

  • 県民クラブ・公明の政務調査費の違法、不当な充当の中身
4、県民クラブ・公明
県民クラブ・公明は別紙4のとおり、①必要性がないのに、必要であると称して、会派の支部事務所を借用し、これに政務調査費を支出し、又は按分比率を高く充当し②会派議員の親族を支部職員として雇用し、その給与に政務調査費を充当し、③飲酒を伴う懇談会(懇親会)に政務調査費を充当し、⑤必要性がない県外視察に政務調査費を充当した。

別紙4 県民クラブ・公明関係―返還請求合計214万9007円

5、 倉田議員関係―返還請求合計22500円

③飲酒を伴う飲食費―返還すべき金額22500円

・6月3日、長建産業協同組合総代会費5000円
・1月5日、長野県労働者福祉協会新春交歓会6000円(内3000円)
・1月6日、長埴建設労働組合旗びらき会費10000万円(内5000円)
・1月7日、部落解放推進の会長野県本部新春のつどい会費5000円
・1月8日、第1ブロック合同旗びらき会費4000円(内2000円)
・1月14日、長野県医師会新年会5000円(内2500円)

民主党員としてのモラル

倉田議員は民主党県連事務局長でありながら、知事選では村井氏を支持しました。
民主党長野県連は自主投票でしたが、小沢党首は反村井・田中支持を明確にしました。
さらに、民主党は、村井知事によるダム推進を強力に批判しています。
県議選において、民主党としての立場を明確にできるかどうかが信任の決め手となりそうです。


注記。

  1. 県議の画像は、会派のHPより。
  2. 違法性、不当性は監査請求の原文の表現をそのまま引用しました。
  3. 県議の採点表をつけていますので、参考にしてください。⇒  長野県議採点表