・メディア漬けのこどもたち

昨日、駒ヶ根市の小中学生を対象にした教育講演会が開催されました。

メディア漬けになっている子供たちに向けたメッセージだったそうです。


参加したのは市内の小学5年生と中学2年生。

たまたま我が家からも二人参加していました。

テレビや携帯電話の弊害について、専門家の話を聞いてきたそうです。


感想はというと、「眠かった・・・。」

話は一生懸命に聞こうと努力したが、ビデオ映像になるとほとんどの子供が眠っていたという。

眠る子も悪いが、子供の興味を引けない講師の話し方にも問題があったようです。


会場に来た子供たちにその場アンケートが実施され、携帯を持っているとかゲームを何時間やっているとか、手を上げて答える。

中学生の半数程度が携帯を持っていると答え、6時間以上テレビを見ている小学生もいたという。

テレビ漬けの子供は、完全に親がそうさせているとしか思えませんね。


一日にテレビを見る時間は二時間に抑えましょうと言われて帰ってきた末娘が言うことに、「二時間も見てもいいの・・・。」

彼女は一週間に一時間見るかどうかです。

姉たちもそれに毛が生えた程度。


一日のうち、学校、部活、家の手伝い、入浴、宿題、睡眠を除くとほとんど時間の余裕が無い。

テレビを見ようと思ったら睡眠時間を削るしかない。

もしくは録画しておいて休日にまとめて見るんですが、これとて休日にも部活が忙しくてできそうでできない。


親が『見せない』と決めてやったほうが、子供たちは安心して生活できるようです。

塾に通って、習い事をし、テレビゲームもやるような家庭の子は、どうやってその時間を作っているんだろうか?