・玄関のアルミ引き戸の結露を止めた

玄関がビショビショ。

結露で玄関の引き戸が濡れてしまうんです。

窓の結露は、ほとんど解決しましたが、アルミ製の玄関引き戸はまだ手つかず。


頻繁に出入りするし、家人だけでなくお客さんの眼にも触れるので、どうやって断熱するか思案していた。

いつまでも思案していても結露は止まらないので、今日着手した。

引き戸は二枚の戸で構成されているので、動くのは、玄関外側から見て右側だけに限定して片引き戸に変更。

左側の戸は固定して、室内側に50mmスタイロフォームを貼りつける。


スタイロフォームは紫外線に当たると劣化するので、戸との間には段ボールを挟む。

室内側表面には白色プラダンを貼り付けて化粧。

この構成で熱貫流率は0.64(W/m2・K)と、高断熱の外壁並みの性能だ。


引き戸の上は窓になっているので、ここには30mmの発泡スチロールをはめ込む。

完全にふさいでしまうと玄関灯が点いているのか確認できなくなるので小窓を設けるが、この部分は中空ポリカーボネートを二層にしてガラスを含めて三重窓で断熱性が低下しないようにする。

ここの熱貫流率は、0.76(W/m2・K)。

出入りに使う右側の戸は引き違いに支障がないように4mmの中空ポリカを内側に貼り付けるだけなので、3.96(W/m2・K)と、断熱性は低くなってしまう。

それでも玄関トータルの平均熱貫流率は、2.0(W/m2・K)と、高断熱玄関引き戸並みにすることができた。

一連の玄関断熱リフォームの材料費は4200円。

高断熱玄関引き戸の製品価格の100分の一!