インテリジェントキー電池交換不要


インテリジェントキーの電池を交換する必要がないのに、交換してしまっているケースがある。
電池と電極の接触不良を電池の消耗と誤解している場合です。


電池交換不要の場合も、作業は電池交換とほぼ同じ。
揃える道具類は画像の通り。
・開けるためのマイナスドライバー
接触不良を改善するための接点復活剤
ティッシュと綿棒


マイナスドライバーを差し込んで二つ割にするのだが、差し込み過ぎると基盤を痛めるので注意。



ここからは素手で金属に触れないように注意する。



電池は電圧を測定して低下していれば交換するが、規定以上あれば使い続ける。
指先で触れた油脂などの表面酸化を促進する付着物をティッシュできれいにふき取る。



接点復活剤を滲みこませた綿棒で電池と接点になる電極を清掃する。
ヤスリやドライバーなどでこすると表面のメッキがはがれて酸化しやすくなってしまうから逆効果。

インテリジェントキーの電池交換は車検の間隔よりも短くなることは稀だから、電池交換のサインが思いのほか早く訪れたら接触不良を疑ってみることをお勧めします。