1万キロでバッテリー長寿命化


Leafspyの詳細なデーター取得を始めて1万キロになりました。
バッテリーの健全性を表すHxは明らかに右肩上がりになっています。
走行用バッテリーの再生現象を操れるようになってきたことで、劣化を遅らせるというよりも、本来の状態へ戻している感じです。

日産の非公式情報によると一年で1.5%+一万キロで1%が標準的な劣化のようなので、二年九か月で三万四千キロならSOH92.5%になっているはず。
現状はSOH87%だから、5.5%分は向上させる余地がある。
Hxに換算すると10%分程度は上がると見込める。


直近二千キロのHxとSOHの関係を詳しく見ると、互いに追随している関係にあることが判る。
※SOH:バッテリー劣化度(残容量の相対値)

健全性の指標であるHxを向上させることで走行用リチウムイオンバッテリーの容量が増え、すなわち長寿命化させることになっていると考えてよさそうです。

ただし、再生現象は日産が絶対に認めない(認めたくない)ので、人為的に急激な変化を繰り返すと、バッテリーに障害が生じた場合に保証外になる危険もある。
あくまでも「遠出して適度な負荷をかけると再生する」を基本に、地道に長寿命化させていこうと思います。